イラスト:山田2ハル
ジャンル:ソロジャーナリング(もしくは2人用として)
プレイ時間:不定
プレイ人数:1〜2人(1人用としても、2人用としても遊べます)
※本作には2作収録されています。
『エルリンボ ~うしなわれた竜と魔法について~』は、『Tales from EL LIMBO』という架空の作品群から2篇を選び出して紹介するという趣向で、ストーリー・ロールプレイング・ゲームが2篇収録されています。
それぞれのゲームは、1人で遊ぶソロジャーナルRPGとして、もしくは進行役「チューター」を加えて2人で遊ぶ対話型RPGとして遊ぶことができます。
ダイスやカードなどのランダマイザを用いながら想像力を働かせ、あなたのキャラクターの物語を綴る1人用のゲームです。
いわゆるGMは必要なく、参加者2人のキャラクター同士のやり取りを通じて、ひとつの短い物語を織りなしていくゲームです。
喪え、嘆け、最後の竜殺しよ
生きよ、歌え、最後の竜殺しよ
たとえすべてが消えゆくとしても


君は最後の竜の死を看取り、その身に不老不死の呪いを受けた『最後の竜殺し』となり、望むと望まざると、100年を生きることになる。
君が生きる100年の間に、世界からは徐々に魔法が消え去り、世界のありようも変容していく。
君も、かつて君自身を形作っていたものを次々と手放していくことになるだろう。
これは喪失の物語だ。
その果てに、君に残されるものとはなにか、それともなにも残されはしないのか?
君はその問いかけに答えなければならない。
願え、歌え。それは魔法の言葉となる。


君は『ドリームランド』と呼ばれる広大なゴミ捨て場を訪れた人物である。
この場所には願いを叶えてくれる『竜の骨』があるという噂があり、君はそれを求めてこの場所を訪れた。
つまり、君にはそれにかけるべき願い――おそらく強い願いだ――があるということだ。
君は、君の前に現れたドリームランドの案内人の少女〈カモメ〉と共に、このゴミ捨て場の奥地にあるという『竜の骨』のもとまで旅していくことになる。
君たちはドリームランドの驚異と出会う。そして、君は少しずつ、君自身のことを語っていくことになるだろう。
『竜の骨』に辿り着いたとき、君が願うこととはなにか?
それは最初に抱いていた願いと同じかもしれないし、別のなにかかもしれない。
どちらのゲームも、竜と魔法に焦点を当てており、ストーリーを物語る体験をプレイヤーに提供します。



