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ほぼ週刊レビュー:がんめんマン

人数:3~6人用
インスト:5分
1プレイ:20分
ゲームデザイン: 佐々木 隼

概要:

 作成プレイヤーは山札から顔面の感情や状態が書いてある『お題カード』を1枚ドローして、それっぽい表情を福笑い形式で作成。残りの解答プレイヤーは完成したがんめんマンを見て手札のお題カードから「お題っぽい紛らわしいカード」を1枚選択して場に追加。合計6枚になったら顔面の周囲に並べて公開する。

一体どの表情なんだ……!

この状態で解答プレイヤーは、作成プレイヤーがお題にしたであろう本物の表情を推測して解答。正解していれば得点となる。解答プレイヤーは正解してもらえた分だけ得点になるので大きく稼ぐチャンスであり、精度の高いがんめんが求められる。 (画像の正解は【寒い】です)

面白いところ:

 プレイ感としてはコンポーネントで作成するお絵かきパーティーゲームに近いです。カジュアルなディクシット。
 表情という正解のないふんわりとしたテーマと多種多様なお題カードを元に作られるおもしろ顔面の数々。偽のお題と正解のお題を公開して読み上げていく時の「ち、近い」「これか」「これは違うのでは?」とざわめき盛り上がる展開。実際の解答が発表された時の「これかぁ~」感。

 お絵かきや表現が苦手でも『福笑い』という形になることでハードルが下がり(そもそも表情に正解とかないし)誰でも気軽に遊んで盛り上がりつつ、絶妙な表情の作成やお題カードの提出などゲーム部分もきっちり。
 ゲーム会の最初のゲームやアナログゲームがはじめての人にもおすすめです。

【かこまれた、逃げ場がない】
【犯人はおまえだ!】
がんめんパーツは重ねて置いたりもできるので、かなり自由に表情が作れます。